ナデシコの花が元気に咲いてますよ~

 

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秋の七草のひとつナデシコ。現代は「撫子」と書きますが、万葉仮名では「奈弖之故」あるいは「那泥之古」など。

秋さらば 見つつ偲へと 妹が植ゑし  やどのなでしこ 咲きにけるかも (大伴家持)

「”秋になったらいっしょに見て楽しみましょうね”と言って妻が植えた、家の撫子が咲いているよ」という意味の歌。詠み人の家持さんが、なくなった奥さんを偲んで詠んだと言われています。。。

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さて、アワコウコ楽倶楽部で植えた赤や白のきれいな花を咲かしてますが、中央にあるのが万葉集に歌われた在来種の「カワラナデシコ」。まだ花が咲いてませんが、ほかのナデシコを圧倒する勢いで成長中です(((o(*゚▽゚*)o)))

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万葉の草花を楽しむプロジェクト 5月定例活動報告

万葉の草花を楽しむプロジェクトの5月の定例会を行いました。

4月に作った植物を紹介する札を立てる予定だったのですが、万葉植物の周囲に雑草がたくさん生えてしまっていたので、草刈りをすることになりました。5月台風が過ぎ去った後で、朝は晴れていたのですが、お昼休み前に少し雨が降るなどち天気の変化に戸惑いながら、小一時間作業をしました。。。それで、疲れてしまって写真があまり撮れてません。。。

ですので、今見頃の万葉植物を紹介します。

タチバナ

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タチバナは、ミカン科ミカン属の常緑小高木です。6月頃に小さくて白い花を咲かせ、冬に実をつけるそうです。まだ5月ですが、花が咲き始めました。万葉集にはタチバナを詠んだ歌は72首もあります。

ムギ

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昨年の10月に種を巻いたオオムギですが、茶色になってきました。ボランティアメンバーが自宅の畑などにまいたものは、まだ緑色をしていますので、埋文のムギは早く成長しているのでしょうか。プランターで育てているので水切れしたのかもしれませんが。。。。

収穫後は麦わらをキレイにして、古代ものづくりプロジェクトが計画しているホタルカゴづくりの材料になる予定です。

ムギは万葉集には3首うたわれています。

馬柵(ませ)越しに、麦(むぎ)食(は)む駒(こま)の、罵(の)らゆれど、猶(なほ)し恋しく、思ひかねつも【第十二巻 3096 作者不明】

馬に食べられそうになっている様子を恋に絡めてうたっているようです。

楝(あふち 【センダン】)

センダン科センダン属の落葉高木の栴檀(せんだん)の古名です。たくさんのつぼみがついており、葉の薄い緑色との対比がとてもきれいです。秋には実をたくさんつけますが、食べられそうではないですね。

花が開花に向かうタイミングで台風が接近してきたので、大変心配だったのですが、なんとか切り抜けました。この週末か来週あけぐらいが満開になりそうです。

万葉集には4首で詠まれています。

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万葉の草花を楽しむプロジェクト 四月定例会

万葉の草花を楽しむプロジェクトの四月定例会は、万葉の小路に植えている植物の名札を作りました。埋文センターなので、名札は木簡で作りましょう。ということで、ひらがなと万葉仮名で表記しました。

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こちらで書いたのはアジサイ、アサガオ、ハギなどです。

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ハギは新しい葉が出てきています。

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アサガオはキキョウとも言われています。キキョウも新しい葉が出てきていました。

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こちらではヤマブキです。

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ヤマブキは今花をつけています。


さて、それ以外の植物の様子を報告します。

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前回、三月の記事で「桃」を取り上げました。センターにも桃の木がありますが、花桃の様です。つぼみが少し開いてきました。

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オオムギは穂をだしています。

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ハスは浮き葉が出てきました。

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カジノキではないか?と思われていましたが、雄花の様子からはコウゾの様な気がします。。。

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こちらは雌花の様ですね。センターでは雌花と雄花は同じ木に咲いていません。雌雄異株と言うそうです。

専門家の方に聞いてみないと種を判定することは難しいことを実感します。

さくらは散ってしまいましたが、万葉の小路にはいろいろな植物が大きくなり始めています。是非、徳島県埋蔵文化財センターまで見に来て下さい!!

万葉の小路計画が徐々に進み出しました。

暖かくなって来ました。徳島県立埋蔵文化財総合センターでもいろんな花が咲き始めています。 今回は、アワコウコ楽ボランティア倶楽部で進めている万葉の小路計画の進捗状況の報告です。 image 西山谷二号墳石室に至るスロープに萩を植えました。分かりにくいですが、十本ほどあります。 image 橘です。 image 桜ですね。大きくなるでしょうか。 image センリョウとマンリョウだったでしょうか?植えたメンバーに教えてもらいます。右側は「イヌツゲ」で、左側は「マユミ」でした。失礼しました。

image センターのサクラはチラホラ咲き出しました。来週ぐらいが見頃でしょう。

3月と万葉集 桃

桃(もも)

3月3日は桃の節句、ひな祭りとして親しまれている。古く奈良時代に中国から伝えられた風習の五節句の一つ“上巳の節句(じようしのせっく)”からきている。上巳とは「旧暦3月の上旬の巳の日を云う」。
中国では、この日、桃の花を愛で、水辺で体を清め、宴会を刺臓で祝い、災厄をはらうという風習があった。こうした行事と、日本に古代から伝わる譲蕨(みそぎはらい)の思想や、人形を飾ったり(ひぃな遊び)川に流す風習とが混じりあったと考えられる。桃の花は木偏と兆や百(モモ)の字に表されて、沢山の実を付ける事から多産を意味する縁起の良い花とされてきた。

  • ももの区分

(1)もも(桃)

(2)すもも(須毛毛・李)

(3)けもも(毛桃)-バラ科モモ属、中国原産

(4)やまもも暢梅)-ヤマモモ科、在来種で縄文時代の遺跡から核や種が出土。-時、やまももを毛桃と呼んでいた事もあった。

桃の万葉歌
(1)春の苑紅にほふ桃の花下照る道に出で立つ少女[大伴家持](19-4139)
(1)向つ峰に立てる桃の木成らめやと人そささやく汝力、心ゆめ(7-1356)
(1)桃の花紅色ににほひたる・・・・・・・・・(長歌)[大伴家持](19-4192)
(1)5-853序、17-1356序、19-4139序に桃の表示

(2)吾力潤の李の花か庭に散るはだれのいまだ残りたるかも家持(19-4140)
(3)(4)? はしきやき我家の毛桃本繁み花のみ咲きてならざられやも(7-1358)
(3)(4)? 我力塘の毛桃の下に月夜さし下心よしうたてこのころ(10-1889)
(3)(4)? 大和の室生の毛桃本繁く言いてしものを成らずは止まじ(11-2834)

五節句

人日(じんじつ)の節句(1月7日)上巳(じょうし)の節句(3月3日)端午の節句(5月5日)七夕(しちせき)の節句(7月7日)重陽(ちようよう)の節句(9月9日)