秋に向かっていきます。

フジバカマ

秋の七草として万葉集に歌われているフジバカマのピンク色のつぼみが見えてきました。

巻八 1537

作者: 山上憶良(やまのうえのおくら)

原文: 芽之花 乎花葛花 瞿麦之花 姫部志 又藤袴 朝皃之花

よみ: 萩の花、尾花(をばな)、葛花(くずはな)、なでしこの花、をみなへし、また藤袴(ふぢはかま)、朝顔の花

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萩は盛りを過ぎてしまいました。

ヤブラン

万葉集で詠まれる「山菅(やますげ)」は、菅(すげ カヤツリグサ科)と言われていますが、ヤブランもその候補の一つです。

センターにも植えているのですが、少し元気がないですね。

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近隣施設のあす〇むらん〇に咲いていたので、これも掲載しておきます。

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ヒオウギ

ピンぼけ失礼。

ヌバタマができる前のヒオウギの様子です。ピーマンみたいな袋の中で真っ黒の種が作られているようですね。

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実りの秋に楽しみにしていた柿はサルや台風に伴う大雨・風で壊滅状態でした。残念ですね。

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万葉の小路報告

秋のさわやかな空が広がっていますね。

前回に引き続いて、万葉の小路の開花報告です。

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ハギ

春にも咲いていますが、今また見頃です。西山谷2号墳に通じるスロープはハギをたくさん植えています。今年はまだ小ぶりですが、今が見頃でしょう。

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ヒオウギ

一日でしぼんでしまう花ですが、まだツボミがたくさんあります。

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ヒガンバナ

曼珠沙華(まんじゅしゃげ)ですね。お彼岸には少し早い?

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タチバナ

今頃咲いていいのかどうかわからないですが、一輪咲いています。

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ニラ

ニラはユリ科の多年草で、8月から9月に白い花を咲かせます。

万葉集には「茎韮【くくみら】」として、一首だけよまれています。茎韮とはニラの花茎が伸びたものの事だそうです。。

巻十四 三四四四

よみ:伎波都久(きはつく)の岡のくくみら、我れ摘めど、籠(こ)にも満たなふ、背(せ)なと摘まさね

いみ:伎波都久(きはつく)の岡に茎韮(くくみら)を摘みに来たけれど、籠を満たすほどにはなりません。そんなこと言うなら旦那と一緒に摘んだらいいじゃないですか。

東歌の様で、伎波都久の岡は茨城県真壁郡などと言われているようですが、正確にはわからないそうです。

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曼珠沙華との紅白のコントラストが見どころですね。

ヒオウギの花が咲いています。

ヒオウギ

西山谷2号墳石室の横に植えたヒオウギが花を咲かせています。
ヒオウギはアヤメ科アヤメ属の多年草で、山野の草地や海岸に自生します。

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8月ごろに、オレンジ色で赤い斑点のある花が咲きます。形が檜扇に似ているから、この名が付いたともいわれています。花は午前中に咲きますが、午後にはしぼんでしまって次の日には咲きません。花を見るチャンスは、ハスよりも少ないかもしれませんね。

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その種子はヌバタマと呼ばれ、ツヤツヤした真っ黒の丸い実がブドウのようになります。

実は、万葉集にはヒオウギを詠んだ歌はなく、「黒」「夜」を連想させる枕詞として、「ヌバタマ」が詠まれています。


【巻第二 89】居明かして君をば待たむぬばたまの我が黒髪に霜は降るとも

朝まで寝ることなく、あなたを待ちます。私の黒髪に霜がついても。。。


黒髪を具体的にイメージさせるのに、ヌバタマが使われているようですね。
そのヌバタマは、後日写真が取れたら公開します。


大賀ハス

今年はあまり咲かないと思っていた大賀ハスですが、結局10輪以上の花が咲きました。阿波踊りまで楽しめたことは大変ありがたかったです。

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